ウォーターポンプの役割とは
Q)ウォーターポンプは車のどこについている部品でしょうか。
A)エンジンのすぐ側面についています。
推力を得るために燃焼するエンジンを冷やすためです。
機能としては、冷却水を循環させるため動いています。
冷却水はエンジンの熱を奪うと熱くなりますので、ラジエーターを通して冷やされ、ウォーターポンプの力でまた循環していくことでエンジンを冷やしています。
つまり、ウォーターポンプが完全に壊れてしまうと、エンジンが高温になってしまい、その結果エンジンオイルが燃えてしまったり、減ってしまったりして、その状態のまま放置していると、最悪エンジンが焼き付いて走行不能となってしまいます。
ウォーターポンプの故障は、車の致命傷となりえます。
「故障を指摘されたけれど、交換しなくてもなんとかなる?」
残念ながら、なりません(>_<)
ウォーターポンプは、プーリー(滑車)を通じてタイミングベルト、ファンベルトで動いています。
大きく分けて5つの部品から構成されます。
●フランジ(ハブ)…プーリーと連結して、タイミングベルトとファンベルトを回転させる
●シャフトベアリング…ウォーターポンプの軸であり、心臓部
●ボディ…冷却水を溜める部分
●メカニカルシール…冷却水が漏れ出ないように塞いでいる
●インペラ―…ポンプの役割
・水温計がHIになり、チェックランプが点灯する、白い煙が上がってくる
・走行中に異音がする。ウォー、ガラガラ、キーキーなど聞こえてくる音はバリエーション豊かです。
・車体下部より水漏れがある
・お菓子やジュースなどが車内にないのに、甘いにおいがしてくる(冷却水に甘いにおいがついているため)
ウォーターポンプの交換時期は、一般的に走行距離10万km・10年と言われています。
また、交換する際にタイミングベルトも外すことになりますので、同じく10万km・10年が交換のタイミングベルトと同時に交換するのが、費用・修理期間・故障のリスクなどを考えると効率的です。
「調子よく走ってる」「どこも悪くないけどなあ…」と思われているとしても、部品はどうしても経年劣化していきます。ベルトは伸びていきますし、シールは痩せていきます。
走行距離10万kmを超えている、初度登録から10年経っている場合は、交換をご検討ください。
ウォーターポンプのどの部分が壊れているかによって交換費用は変わってきますが、一式5万円前後ほど。
車種によって異なります。
一度、車検証をお手元にご用意の上、お問い合わせください。
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