【別名】
エキスパンションタンク
【初期の故障・ 異常状態】
タンクの亀裂、キャップ部分からの圧力漏れなど
【機能・役割】
エンジンクーラントの温度を一定に保つためにクーラントの循環を制御する役割
【初期の故障・ 異常状態】
水温が上がらなくなる
【点検方法】
規定水温を下回っていないか点検
【部品交換時の 注意点】
過去のクーラントの全量交換の時期を確認して、時期が迫ってる場合は全量交換する。
【重度の故障・ 異常、初期異常を放置した場合】
オーバークール状態で放置していると、エンジン電子制御に異常が現れる可能性がり、他の箇所に異常が出てくることが考えられる
【機能・役割】
エンジンオイルを漏れないようにするガスケット
【交換時期】
100,000km
【初期の故障・ 異常状態】
オイルのにじみ、シールの変形によるはみ出し
【点検方法】
目視によるオイル漏れ、シール変形の点検
【初期対策方法 メンテナンス方法】
メンテナンス方法は無い
【重度の修理】
オイルが漏れてくると、流れ出た部分の電気部品、電子部品、ゴムやプラスチック部品を劣化させてしまう。
【よくあるトラブル】
オイル漏れを無くす添加剤の利用はエンジンオイルの性質を下げることになるので使用しない。
【機能・役割】
エンジンのシリンダー内部に吸い込まれたガソリンの混合気が圧縮された際に爆発をさせる火花の点火装置
【交換時期】
70,000~80,000km
【初期の故障・ 異常状態】
プラグの電極が減った状態
【点検方法】
プラグを取り外して目視確認が良いが、近年の車はプラグを外すために多くの時間を必要とされる構造が多く、アナライザーなどでの点検や排気ガスの汚れで異常を発見する
【初期対策方法 メンテナンス方法】
近年のプラグは10万キロ持ちこたえると言われているが、車の使用環境でも変わることから7~8万キロ以内で交換しておくことが望ましい。
【部品交換時の 注意点】
全てのプラグを外して、電極の減り方、焼け方の差異を確認する。差異がある場合、プラグ本体の劣化の差か、関連するプラグコード、イグニッションコイル、デストリビュターなどの異常も考えられる。
【重度の故障・ 異常、初期異常を放置した場合】
プラグが失火する、点火が弱くなる などになると、排気ガスの濃度が上がり、触媒コンバーターにガスが溜まり、そのガスが燃え出す危険がある。またO2センサーに異常が出たり、燃費悪化などが起きる。
【機能・役割】
クランクシャフトの回転とカムシャフトの回転のタイミングを統一化させてそれぞれの働きをさせるベルト
【交換時期】
70,000~80,000km
【初期の故障・ 異常状態】
ベルトのひび割れ、長期でエンジンが始動していなかった場合などに起きる ベルト形状の固定化など
【点検方法】
ベルトを目視で確認することが出来る場合、目視でひび割れを確認できるだろうが、通常10万キロを目安としているタイミングベルトでも早めに交換することが重要である。またオイルシールなどから漏れたオイルがベルトに掛かっていないかの目視点検も重要である。
【初期対策方法 メンテナンス方法】
長期間(数週間)エンジンを始動していなかった場合は、エンジンを始動してからスロー回転で慣らしを行い、急激な空ぶかしなどは行わない。
【部品交換時の 注意点】
タイミングベルトを交換する際は、ベルトを張るテンショナー、駆動させるローラーやベアリングも必ず同時交換を行うこと。構造上でタイミングベルトの奥側にウォーターポンプなどが付いている場合は、同時交換することで、ウォーターポンプに異常が出た時などの工賃を節約することが出来る。 ベルトの回転方向の確認、正確なタイミング合わせを確実に行う。 カムシャフトやクランクシャフトのオイルシールも同時交換してくことが後々のメンテナンスを考慮して行うことが必要
【重度の故障・ 異常、初期異常を放置した場合】
タイミングベルトが切れてしまうか、ベルトの山がちぎれるなどした場合、エンジンのクランクとカムシャフトのタイミングが狂い、ピストンと吸排気のバルブが衝突することがある。
【重度の修理】
シリンダーヘッドのバルブ交換、バルブステム交換、コンロットの交換などが必要になることがあり、シリンダーヘッドのオーバーホールか、シリンダーのオーバーホールまで必要となることもあり、高額となる。
【初期の故障・ 異常状態】
クーラント劣化による固形化で目詰まりが発生する。
【別名】
ファンベルト
【機能・役割】
エンジンの回転を利用して、オルタネーター、A/Cコンプレッサー、ウォーターポンプ、P/Sポンプなどを駆動させるベルト
【交換時期】
70,000~80,000km
【初期の故障・ 異常状態】
ベルトのひび割れ
【点検方法】
ベルトのリブ側にヒビが入っていないか確認する
【初期対策方法 メンテナンス方法】
特になし
【部品交換時の 注意点】
ベルトテンショナー、テンショナープーリーのベアリングを確認し、異常がなくても10万キロを超える前に交換しておくことが望ましい。また、エンジンからのオイル漏れがベルトに掛かる状態であると、早期の劣化、滑りなどに波及するため、オイル漏れもメンテナンスが必要。
【重度の故障・ 異常、初期異常を放置した場合】
ベルトがやせ細ることで、付加抵抗が大きいときに滑ることが発生し、駆動される部品が機能しなくなる。 また切れてしまった場合は、ステアリングが重くなり、ウォーターポンプを駆動している場合はオーバーヒートの原因ともなるため、直ぐにエンジンを止める必要がある。
【重度の修理】
切れたことに気づかずに走行した場合、バッテリー上がり、オーバーヒートによるエンジン故障、などに波及する。
【よくあるトラブル】
テンショナーの張り間違え、ベルトの取り回しの間違えなどが多い。
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